中島くん
おつかれさまです、寺井です。
このまるで何だかわからない企画に付き合ってもらって、ほんとありがとう。
このトークをやろうと思ったのは、もともと僕って厳密にはアートの人でもなんでもなくて、渋谷でNPOつくって活動していた壁画、というよりストリートアート、もっと言えばグラフィティライターの人たちとのプロジェクトから始まってて。それってアートだと思ってる人も世の中一般にはいるけれど、美術業界ではあまりそうは思われてない。もちろんアートプロジェクトがどうとかの話も関係ない。
なんだけど、ビルのオーナーや壁のまわりの住民と話して、壁画をやるライターやペインターと話して、という行為はアートプロジェクトをやってる側とかなり近いものだったし、アートプロジェクトのことなんて考えてない僕が「この壁画は誰のためにあるのか、アーティストのためなのか、地域のためなのか、行政のためなのか」とかずっと考えてたんだよね。その時は「アーティストのためにやってる」って答えを出してた。
それでこの2年ぐらい松戸で MAD City プロジェクト やるようになって、壁画も松戸でなんだかんだやらせてもらって。アートプロジェクト、「松戸アートラインプロジェクト」もやるようになって、今は「地域のためにやっている」って方向に変わってるのね。
なんかグルッと回って、自分のやってきたことや関心や悩みと、アートプロジェクトというこの10年ぐらいでパッケージ化された企画(?)の議論が重なったのが、縁みたいなのがあるんだろうなあと思って。10年ぐらいの歴史で、けっきょくアートプロジェクトってなんなのか、目的が見えないままになってる気もするのね。典型的に、流行るけど廃れるパターンに陥っていると言うか。
それで、立場が違う、アーティストの中島くんと話したら、なんか本質が見えてくるだろうなと思ったんです。
さて、、どこから始めるかなんだけど、実は僕、あんまり中島くんのこと、根堀り葉掘り聞けていないなって思って。中島くんがなんで、アートプロジェクトとともに生きる感じのアーティストになったのか、最近は何やってるのか、教えてもらえないでしょうか?!もちろん僕にあれこれと質問?してもらうのも是非!